2009年2月26日木曜日

第4回パーレス及び合宿総括

更新が滞ってしまいました。事後報告となってしまいましたが、2月21日から2月25日にかけて合宿をしてきました。前回分のパーレスを含め、この1週間の練習についてまとめておきます。今回はそれぞれの曲についてより掘り下げて、説明をしていきます。



  1. メリアの平原にて
  2. 狂詩曲スペイン
  3. ボヘミア奇想曲



1.メリアの平原にて

まず、この曲に関して、マネンテの原典版を使うことが決定しました。これまで使っていた中野二郎さん編曲のものとは別の譜面になりますので、注意してください。

この曲は全パートがDの音を伸ばすところから始まります。最初のDはfで。2回目もfで。そして、3回目のAでffを出すように指示が出ました。これについて、1,2回目がともに1オクターブ分のDしかないのに対し、3回目のAの音では3オクターブ分の幅が出ることに起因しているという説明が指揮者の先生からありました。編曲版ではすべてffで弾くように指示されていますね。訂正しておきましょう。

23小節目のようなパターンでは、直前に少しブレスが入ります。in tempoよりもやや遅れる感じです。これは、「来ることが予想される音を一瞬ずらして弾くことによって、より観客の快感を増す方法」だと僕は考えています。ただし、オケ全体の息があっていない場合、バラバラの発音になってしまい、逆効果となります。ここは全員でしっかり合わせていきたいところです。

また、あまりブレスを深くしすぎると、若干くどい表現になってしまう可能性があります。注意しましょう。

45小節目からの二分音符の連続Bの音については、その後のG#に向かってcresc.気味に弾くように指示がでました。

51,52小節目のDの2分、Dの4分音符のパターンでは、2部音符のDで音をdecresc.するように弾いてください。力を抜く感じです。

59小節目からのクロマティックスケールについてもcresc.気味に弾いてください。

次に、71小節目から。1stと2ndによって主題が歌われます。ここは以前、スタッカートについて説明しました。そのときここの伴奏も同様に行なうように指示を出しましたが、変更になります(原典版への回帰です)。2部音符分伸ばすような感じで、レガートに弾いてください。また、クイックアルペジオ(音を少しばらす)の指示も出ました。これによって、Dola、2ndと同様の雰囲気を出しましょう。個人的には中野編の伴奏(stacc. stacc. legato)のほうが好きですが。。個人の好みですね。

87小節目からは、短調感を出しましょう。短絡的に言えば若干音量を落とす感じです。

133小節目のAndante Sostenuteからは楽譜の指示(編曲版:♪=120)よりもかなり遅くなります。冒頭のBの和音は前のフレーズの終わりとして収める感じではなく、Andante Sostenuteからの展開を期待させるような開放感を持って弾きます。

192小節目から。DolaとCelloにより別の主題が提示されます。ここから「A」らしいです。編曲版にはその記号はありません。書き足しましょう。
なお、ここからのギターの伴奏系が原典とはかなり異なるようです。後日措置をします。

277小節目から。ここで2つの主題が同時に歌い上げられます。伴奏も例によって2分音符分くらい伸ばしていきます。


ひとまず、以上のような指示がでました。後日パーレスでも確認していきます。後日、原典版の譜面を配布するので、注意事項を確認してください。



2.狂詩曲スペイン

まず、譜面訂正があります。415小節目を消去してください。原曲にない小節が加わっていました。パート員のみなさん失礼しました。

この曲に関してはオケであまり注意事項が出ませんでした。確認程度、という感じです。合宿では速度を下げて、細かい音を意識する練習を行ないました。以下で録音が聴けます。

20090222practice-spain






以前に述べたように、この曲では他のパートとのリズムの交錯が多いです。オケに参加しながら、他パートの音をより一層注意深く観察してみましょう。

ただしこの速さに慣れてしまうと、逆に重い表現になりがちです。あくまでも確認のためと割り切って、録音を聴いてください。



3.ボヘミア奇想曲

この曲に関しても、全体を音確認するだけで終わってしまいました。説明は次回以降に回します。

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