2009年2月11日水曜日

第1回パーレス ~今年度の目標~

2月10日(火)

今日は2009年度ギターパート初パーレスでした。


<今日の内容>


  1. 今年度の目標


    • 初見演奏


  2. 基礎練習における上達に関して

  3. 春定演の曲目について


    • メリア

    • スペイン





1.今年度の目標

まず、全員に意識してもらいたいこととして、今年度での目標を掲げました。これははっきりと「初見演奏」ができることだと述べました。ここでいう初見演奏とは、「ある程度、止まらずに、曲の最期までなんとか弾ききれる」ということです。初見演奏ができることによるメリットは、新しい曲を短い期間で習熟することができ、それにより多くの曲に触れられることだと思います。KMCでは年4回の演奏会をこなさなければ鳴らないので、演奏会の曲をこなすだけでCapacityを超えていては、個々人の継続的な上達にマイナス影響を及ぼします。また、マクロ的(すなわちオケ全体)のメリットとして、完成度を早期から上げることができるという面もあります。まとめると、

初見演奏ができれば、
・短い時間で弾けるようになり、たくさんの曲に触れられる。それにより、音楽を楽しむ余裕が増える。
・時間の余裕が確保でき、将来的に各自の技術向上が望める。
・団体全体としても、早期に完成度を高めることが出来る。(音とりパーレス・オケがなくなる!)

ということになります。



では、初見演奏を行なうにはどうすればいいか。僕はみんなに、以下の事項を示しました。

・楽譜を正確に読む(リズム・音程・アーティキュレーション記号etc.)
・速さを保つ(指定された速度を保って、弾きつづけることができる)
・ギターの指板上での押さえ方がわかる(音符との一対多の対応)
・技術的な余裕がある(スピードについていける俊敏性)

これらを抑えれば、初見演奏を行なうことができます。「それができれば苦労しない!」って声が聞こえてきそうですね。「できる人がいるんだから、できないはずはない!」って反論することもできますが、それではただのおしゃべりに過ぎないので、ここはもう少し突っ込んで説明をしました。



クラシックギターにおける初見演奏のためのヒントは、以下の通りです。

・指板上の音を把握しましょう(まずは、ハ長調の音から)
・コードのパターンをある程度覚えましょう(マンドリン合奏では、比較的押さえやすい和音が多いです)
・楽譜を読んで、頭の中でイメージする練習をしましょう(普段から声にだして読んでみる!)

ということです。上の2つの内容については、次回以降の練習に譲るとして、今回の練習では「楽譜を読んで頭の中でイメージする練習」を行ないました。これについては、3.で説明します。


2.

基礎練習で挙げた注意事項を確認しておきます。なぜ今さら基礎練習の注意事項を確認するのか。それは、全員が非常にもったいない基礎練習をしているからです。注意事項を意識しなければ、基礎練習の効果は薄れます。スケールにしても、アルペジオにしても、技巧は違えど注意することに相違ありません。


以下に注意事項をまとめました。(練習で言ってないものも含みます。)

・音量(ダイナミクス)のコントロール
・消音
・左手のフォームの安定
・右手のフォームの安定
・脱力
・左手のポジション移動
・右手のタッチの変化
・アポヤンド、アルアイレの使い分け
・音の表情のコントロール
・音の長短
・スピードコントロール

それぞれについての詳しい説明は、実際の練習で行なっていきます。

今日説明を行なったのは、主に脱力(特に左手)と右手のフォームの安定に関してです。練習に出なかった人は残念ながら聞く機会を逃してしまいましたね。。。。というのも意地悪なので、概略だけ言っておきます。

・脱力について
今回は左手のみに焦点を絞って説明しました。スケール練習のとき、左手が指板から離れがちな人がたくさんいます。これを是正するために、脱力による解決を示しました。最小限の力によって弦を押さえることにより、左手が指板から離れることを防ぐことができます。コツについては、、練習で。

・右手のフォームの安定
これについては、アポヤンド・アルアイレと関係があるという旨を述べました。簡単に言うと、「アポヤンドもアルアイレも同じフォームで弾けなければ、あなたのフォームは適切ではありません!」っていうことです。これは、単音においてはもちろんのこと、アルペジオのp(親指)やa(薬指)についても同様です。さっそく試してみてください。そして、フォームをもう一度見直してみてください。


なお、この中には相互に影響を及ぼすものがいくつかありますので、その関係を理解して練習しなければなりません。そして、重要なことをもう一点。

絶対に、これらのメニューを全て同時に練習しようとするのはやめてください。


できていないことを同時にやろうとすると、よほど慣れている人でいない限り、感覚に混乱が生じます。一つの基礎練習をやるときには、これらの中から1,2個取り上げればOKです。次の基礎練習のときに、また違うメニューを取り上げればいいだけのことです。最終的に全てがある程度のレベルに達することを目標にしていきましょう。


3.春定演の曲目について

前回のエントリーにも書いたので、それぞれの曲目については把握していただいているかと思います。ここでは、ギターパートの音に重点をおいて説明しました。この日は、メリアとスペインの2曲。

・メリア
メリアについては、弾きにくい和声があるという注意点を一つ。それと、全体的に音数が少ないという話をしました。音数が少ないと、一つ一つの音に対する表現の比重が重くなります。つまり、ただ勢いで弾いてしまえば、あっさりと曲が終わって、ギターパートは単調な表現しかしていないことになってしまいます。これには留意しておいてください。

・スペイン
まず、拍感をつかむことが大事だという話をしました。そして、僕が拍を叩き、各自声をだして音符を読んでもらいました。これは前述の「楽譜を頭の中でイメージする練習」に他なりません。目の前にある楽譜を声に出せないと、弾くことはできない。つまり、まずは頭の中で理解して、それから弾くという順序が大切なのです。楽譜を声に出すのが難しい人は、まずリズムだけを掴むこと。3拍子(フレーズ的には6拍子)を感じること。まずそこから始めましょう。
また、他のパートの音を聴くことが重要であるという旨も伝えました。これについては合奏が近くなってきたら再び伝えます。




今日の練習はそんなところです。
初回ということで、ボリュームたっぷりでした。
今後も再確認を重ねていくつもりです。

次回練習は2月12日(木)のパーレスです。
ギタパーのみんな、お疲れ様でした。

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