2009年4月20日月曜日

4月11日オケの反省~新歓オケ~

久々の更新となってしまいました。過去録音が全て再生できなくなる不具合が起こっていたようです。先ほど修正いたしましたので、今までどおり聴くことができるようになりました。(右のコラムのカテゴリー「録音」からみると聴きやすいですよ。)


さて、オケの反省をしていきます。


4月11日オケ


  • メリアの平原にて

  • 狂詩曲スペイン

  • イスパニアカーニ




この日の練習は、前半が通常のオケ練習、後半が新入生歓迎のためのお披露目演奏となりました。まだまだ練習が進んでいないこの段階で公開するのは気がひけるのですが(苦笑)、まぁイベントなので仕方ないですね(^^;結局のところあまりいい演奏ができなかったなぁというのが正直なところです。

・メリア

まずは録音をお聞きください。

4月11日メリア練習録音






直前の打ち合わせで、大幅な変更が加えられました。328小節目の頭に大きなブレス(というよりゲネラルパウゼ?)が入ります。録音聴くと、非常にバラバラなのがわかります。ここはしっかり押さえておくようにしてくださいね。

で、全体的な反省です。


・pとfの差がない

音楽を表現する上で、対比というのは大事でありかつ、非常に有用な手段です。音量一つとっても、これはしっかり守らなければなりません。特に顕著なのが、「3」からの1stのメロディーです。ここはppですが、全員がmfの弾き方をしているように聴こえます。もしかしたらppで弾いている人がいるのかもしれませんが、そう聴こえてしまってはもはや意味をなしません。

普段あまり音量に関しては口うるさくしませんが、この曲に関しては致命的なミスとなりかねないので、敢えて指摘する必要がありそうです。4分のアクセントや、軍隊の足音のような8分の刻み(ダッダダダッダダダ・・・)は垂直的強靭さが必要です。その対比は?この「3」や、Andante Sostenuto、ドラがメロディーの「7」、そして1stとドラの混ざる「Tempo Ⅰ」の4箇所です。この4箇所がなければ、メリアはただの戦場です。戦うしかありません。しかし、この4箇所があるからこそ、Dramaticな表現になりえるのだと思います。



曲の展開、という観点からもう少し話を広げておきます。曲の大半を占める勇ましさを表す部分では、調整としては、少数の代理和声を除き、ほとんどが短調(もしくは、短調でも長調でもない、パワーコード的和声)で構成されています。その反対に、ゆったりとした4箇所の部分では全て長調にて構成されています。この長調は幸福感、というよりも一時の安堵を示しているのでしょう。「短調」の戦い部分と、「長調」のやすらぎ部分。非常に明確な構成です。

さて、その「戦い」の部分ですが、実は完全に「長調」になる部分があります。どこでしょうか?「14」のVivaceですか。惜しいです。その後の、affrett. sino alla fineの5小節目からです。そう、ここの部分で、とうとう戦いが終わります!明るい音が勝つ!まぁ勢いで弾いてしまえばそういう雰囲気になってしまうので、この説明は蛇足かもしれませんね。

つまり、この長短の対比が最後まで続くわけです。そこを注意深く弾かなければ、曲をしっかり弾いたことにはならないでしょう。録音みたいに全部ロケットのように突っ込んだ弾き方をしていたら、曲の旨みを半分くらい逃がしていることになってしまいます。マンドリンでppが弾けない?そんなはずはないですよね。一人ひとりがppで弾くとよく言いますが、それは半分あたっていて半分違う気がします。パート全体で(時によってはオケ全体で)ppで弾く必要があります。



音量の対比に関しては以上です。もう少し言及するとすれば、音の太さ細さ、粘り気、倍音、弦との摩擦音、内か外か、などなど。。。コントロールする要素はたくさんあります。それらを全て使って、「対比」をつくること。メリアの主軸となる「対比」は、そんなにイメージしづらいものではありません。それをどの程度まで、追求できるか。これが、演奏の差であり、録音の差であり、聴き手側に与える印象の差なのだと思います。

理想の音を想像する。歌い方、強弱、音質。それに近づける。方法を知って、基礎練で近づける。その繰り返しですよね。イメージどおりの音を出す。そういう努力を続けてほしいです。



・狂詩曲スペイン

これも公開しました。うーん、今回の演奏会で練習している曲の中では最も進捗度が高いと思っていたのですが、予期せぬミスが起こってしまいましたね。

ひとまず、テンポが速かった。これは反省しなければなりません。この曲に関しては、指揮者はスピードをコントロールしづらいのです。頭のテンポが速ければそれに従うしかありません。新入生に見られて、緊張してしまったのでしょうか。

音量はどのパートも春休みに比べるとよく出てきていると思います。パーカッションは全体的に遅れがちです。特に、オケ全体の音量が上がる部分に関しては、もう少し音の出を早めなければなりません。音の立ち上がりに細心の注意を払いましょう。



・イスパニアカーニ

局所的に注意をしておきます。ギターの冒頭のラスゲアードは、一つ一つの音の粒をもっと立てなければならないですね。音量は十分に出ているのですが、ラスゲアードではなく、ただバラバラに弾いているように聴こえます。べチャッとしている感じです。もっと乾いた、粒だった音が欲しいです。

あと、テンポが揺れますね(--;場面転換して早くなるならまだしも、普通に弾いている部分でどんどんaccel.していくのは好ましくありません。まぁアンコールだからテンション的にはそうなりがちなんですけどね。

それとパーカッションの裏打ちは遅れる部分があります。気をつけなきゃならないですね。

20090411録音






以上です!新入生たくさんはいるといいなぁ。

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